初めてのECサイト立ち上げ!ポイントはこれだ!!

今まではウェブ担当者として自社ホームページの管理を担当していたけれど、ECサイト立ち上げに関わることになった。そんな経験をしたことはありませんか?
もしかすると、年度変わりで「そうなるような気がする」という方もおられるかもしれません。
そんな時のために、ECサイト制作や運用に向けて「最低限押さえておくべきポイント」を知っておきましょう!
また、すでに担当者として仕事をしているけれど、「初心に帰る」「リニューアルのために再度考え直す」という方にも、今回の記事はオススメです。ぜひ最後までご覧ください!

ECサイト制作におけるポイント

まずは、ECサイト制作に関するポイントを押さえましょう。特に初心者が失敗してしまいがちなところに絞って解説したいと思います。

凝ったページ作りをしないこと

ECサイトは、あくまでも「商品」が主役です。デザインや機能性にこだわりすぎてしまうと、どちらがメインなのかわからなくなってしまいますよね。
ECサイトの役割は、ユーザーに対して商品(コンテンツ)に対する理解を促し購入してもらうことが目的なので、デザインなどにこだわりすぎるのは厳禁です。ECサイト制作においては、「こぎれいで・わかりやすく(Clean and Easy)」というキーワードがあります。この言葉はとても大切なキーワードなので、常に意識しておきましょう。

コンセプトと要件定義をしっかりと固める

ECサイトにおけるコンセプトは、「何にためにECサイトを作るのか」「どんなECサイトを作るのか」をしっかりと作り込み、全スタッフが理解しておくことが必要になります。
ECサイトにおける「コンセプト」と「要件定義」は、簡単にいうとお店づくりと同じこと。コンセプトがズレてしまうと、売れるはずの商品も売れなくなってしまいます。自社ホームページのコンセプトや要件定義を作り込んだように、ECサイトについてもしっかりと作り込みましょう。

コンセプトに合ったコンテンツづくり

ECサイトでは、ただ商品を販売するだけではいけません。ECサイトそのものの認知度向上や、ユーザーを「ファン化」させるためのコンテンツが重要です。ユーザーは、商品の価格だけでなく「付加価値」や様々な要素を理解した上で商品を購入します。その「付加価値」や要素を伝えるためにはコンテンツが力を発揮します。
コンテンツは、「自社独自のセールスポイント」や「自社独自のもの」を継続的に情報発信をすることが必要です。文章だけでなく動画など、様々な発信方法がありますので、得意なことや力を発揮できることでバンバン発信しましょう。

制作よりも運用を意識すること

ECサイトは、制作よりも運用を意識しておく必要があります。特にECサイトが完成したばかりの時には、安定的な運用を心がけるようにしましょう。
ECサイト担当者としては、ページ更新や商品アップロードには余裕を持つ、コンテンツ更新は定期的かつ頻繁に更新できるようなスケジュールを立てておくことが必要です。お店づくりにおいては、お店を100%完成させるよりも8〜9割の時点でスタートさせ、ユーザーの反応などを反映させながら100%を目指していく方が良いものが作れます。

「ユーザーファースト」が大切

これは、どんなホームページにおいても変わらないものですが、基本的には徹底的にユーザーのことを考えたホームページ制作をすることです。
商品ページの見やすさ、購入ボタンの押しやすさ、購入に関する情報入力のしやすさなどを徹底的に作りこむことで、ユーザーにとって安心かつ優しいページを提供することが必要です。
ユーザーニーズや流行は流動的です。一度作ったら同じものばかりでは飽きられてしまい、ユーザーが離れていく原因となります。商品(サービス)が常に改良されるように、ECサイトも時代の流れに乗って、より見やすく・使いやすいものを作るようにすることが求められます。ウェブ担当者としてできること、やるべきことをしっかりこなしましょう。

ECサイト制作・運用時に必要なスキル

ウェブ担当者として、ECサイト制作や運用に関わることになった場合に、どのようなスキルが必要なのでしょうか。
いくつかある中で、「これだけは!」というものを解説します。

UI/UXの知識

ECサイトを制作するにあたり、“UI/UX”の知識は持っておいて損はないでしょう。UIとは、「ユーザーインターフェース」の略であり、「インターフェース」は簡単にいうと「接点」という意味です。UIは「Webサイトのデザインやフォント、パソコン自体の外観」などユーザーが触れる全ての情報ということが言えます。また、UXは、「ユーザーエクスペリエンス」の略であり、「ユーザーが製品やサービスを通じて得られる体験や経験」のことです。
ウェブ担当者として、ページ構成や商品購入に関する流れ、ページ自体の見やすさにおいて「ユーザーの心地よさ」は重要です。ユーザーにとって「使い勝手が良い」「印象に残る」ようなものを作るよう心がけましょう。

商品企画

ウェブ担当者ではあるものの、ユーザーが「今、何を求めているのか」「今後、どういった需要が出てくるのか」を調査することも、ECサイトを分析することで把握できます。
トレンドを理解し、ECサイト全体の構成やリニューアル時に情報として使えるようにある程度の理解をしておく必要があります。

カスタマーサポート

ウェブ担当者として、ユーザーからの問い合わせやクレームなどの窓口になる可能性もあります。ECサイトにおいては、直接接客を行うわけではなく質問や疑問などに答えるためには「お問い合わせ」しかありません。
接客からアフターフォローまでを担当するきっかけは、「カスタマーサポート」にあります。各担当者にスムーズに繋ぐことや、迅速に対応できるかどうかはウェブ担当者にありと言っても過言ではないでしょう。

基本を抑えてECサイトの成功を!

今回の記事で解説した内容は、あくまでも「基礎的」なところです。もっと深く理解することで、担当者としてより良いスキルを身に付けることができますし、スムーズな運用が行えるようになるでしょう。
ウェブ担当者として、ECサイト運用にもしっかり対応できるようになりましょう!

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