以前、HP制作会社を選ぶときの注意点を解説しました。
今回はそれに関連して、安心できる制作会社選びのコツを7つのポイントに分けて解説します。
・初めてHPを作るので、制作会社選びを間違えたくない。
・高い予算をかけるので、安心して任せられる業者がいい。
など、HP制作会社選びにお困りの方はぜひ最後までご覧ください。
HP制作会社選びのポイント7選
HP制作会社を選ぶポイントは、挙げればキリがありません。それほど大切なことですし、納得して依頼したいものです。およそ半年、長ければ1年は付き合う関係になるのですから、しっかりと見極めていきましょう。
①対面での打ち合わせは可能か(ズームなど)
制作会社との打ち合わせが、メールやチャットだけで進行するのは大変危険です。こちらの意図がうまく伝わらない可能性がありますし、相手の思いを汲み取ることもできません。
コミュニケーションをとりながら進めていく必要がありますから、顔を合わせて打ち合わせしないとしてもWeb会議システム(ZoomやTeamsなど)を活用して打ち合わせができるかどうかを確認しておきましょう。
相手の顔を分かった上で仕事を進められるかどうかは、感情論になってしまうかもしれませんがとても重要なことです。
②人員体制がしっかりしているか
実際に仕事を進めるにあたり、どういったチーム編成(もしくは担当者か)を把握しておくようにしましょう。特に、「全体を統括するのは誰か」「各工程に責任者はいるか」は確認しておいた方が良いでしょう。
ほとんどの会社は少ない人員で複数の案件を兼任しています。そんな中で自社のh Pを依頼するわけですから、人員体制をしっかり組めているかどうかは進捗や完成度に影響するという意識を持ち、明確に伝えてもらうようにしましょう。
③プロジェクト(HP制作)の管理方法は?
人員体制と同様に、どのような方法でプロジェクトの進捗やクオリティを管理しているかを把握しておくようにしましょう。決して専門的なところや深いところまで全てを開示してもらう必要はありませんが、全工程の何%進んでいるのか、どういったクオリティになっているかなどを開示してもらえるようにしておくと良いでしょう。「今、どういった状況なのか」を把握できると安心できますよね。
ただし、相手からすると「全てを監視されている」「信用されていないのでは?」という気持ちになってしまうことも考えられます。相手との距離感を大切にしながら、進めていくようにしましょう。
④納品後のフォロー体制は大丈夫か
多くの場合、納品後のフォローが制作と別契約になることがあります。もし初めてHPを発注するとしたら、完成後に見つかったトラブルやバグなどをある程度はフォローして欲しいものです。
納期内の修正はどこまでできるのか、追加料金はどこから発生するのかを明確に示してくれるかもチェックポイントになります。これらは見積書や契約時点ではっきりと決まるものですが、制作会社を決める決め手としては必要な要素ですので、事前に過去のケースや実績などの例から、聞ける範囲で聞いておきましょう。
⑤ウェブ集客の知識や経験について
HPを作るからには、ユーザーに自社のサイトへアクセスしてもらって集客を増やしたいですよね。そうなると、ユーザーの流入数をどのように増やすかというところを考えて制作してくれる会社を選びたいものです。
依頼する会社にはそういった集客に関しての知識やHP制作におけるスキルがあるかどうかを確認しておきましょう。
⑥制作会社のHPはわかりやすいか(新しいか)
依頼しようとしている制作会社のHPは、ちゃんと作り込まれていますか?コンテンツや情報は新しいものが更新されているでしょうか。
誰が見てもわかりやすい、各ページにアクセスしやすいサイトだと感じるかどうかも大きなポイントとなります。どんなに実績があっても、自社のHPがしっかりしていなければ信用できるかどうかは不安になるのではないでしょうか。
また、自社が作りたいと思っているHPの方向性が同じかどうかも見るポイントになります。依頼したい会社のオフィシャルHPも自社HPも、“会社の顔”として同じ役割を持つのです。
⑦制作会社の得意不得意が明らかになっているか
制作会社によって、得意・不得意はあるものです、業界だったりサイトの性質だったりと色々なのですが、自社が依頼したいと思っているものを不得意としている会社に依頼したいとは思いませんよね。
自社の得意・不得意をオープンにしているかどうかもチェックしておきましょう。
制作会社との相性はとても大切
本記事では、制作会社選びのポイントについて解説してきました。さまざまなポイントがある中でピックアップしたわけですが、まずは上記をしっかりと押さえましょう。
これだけ見ておくと、自社との相性の良し悪しもわかってきます。冒頭でもお伝えした通り、半年から1年は付き合うことになるのですから、お互いが良い関係性を築けないのであれば、その業者を選ぶことはありません。
それだけ、業者選びは大切なのです。HP制作において悲しい結末を迎えることがないように、妥協なく制作会社を選ぶための参考にしてみてくださいね。