サイトの管理費は必要経費!一般的な相場を解説!

ホームページが完成、ウェブに公開されたらそこでOK!ではありませんよね。
毎日、安定して公開し続けていくためには維持・管理費用が必要です。ですが、日々の業務に追われたり、知識がないなどの理由から外部に運用を依頼したいと思う方は多くおられるのではないでしょうか。
この記事ではホームページの運用にはどういった作業が必要なのか、費用がかかるのかを解説します。

なぜ維持費が必要なの?

ホームページの維持や管理に、なぜ費用がかかるのか。そんな疑問を感じる人がいます。最初はなかなかアクセスが伸びず、人が集まらない。そんな状況の中で月額で費用を払い続けることに抵抗を感じてしまうのは仕方のないことかもしれません。
そもそも、管理費とは大きく分けると次のようになります。

・安全に公開を続けるための「維持費」
・ホームページを更新するための「管理費」
・集客等のための「運用費」

どれだけ素敵なデザインで作っても、更新されなければ誰もアクセスすることはありません。そして、ウェブは流動的なものですから更新されなければどんどんSEO的にランクが下がってしまいます。それでは何のためにホームページを作ったのか分かりませんし、ただただ高い費用がかかっただけで終わってしまいます。せっかく作ったホームページをしっかりと活用するためには、維持管理が必要なのです。

ランニングコストの種類と相場は?

Time, cost quality stands on colorful blocks next to a vintage light bulb on a dark wooden plate with a blue background

ホームページの維持と管理には様々な費用がかかります。ですが、その全ての費用を払わないければいけないわけではありません。どれだけのことを自社で対応し、どれだけを外部業者に委託するのかによっても大きく変わります。
それらをしっかり考えて選択するためにも、一般的にどのような費用がかかるのかを知っておきましょう。

サーバー代

サーバーは、ホームページの公開のために確実に必要です。よっぽどの大手でない限り、基本的にはレンタルサーバーを契約することになります。
HP制作会社が契約するか、自社が契約するかの2択ですが、万が一のリスクであったり自社のHPを守るためにも、基本的には自社での契約をお薦めします。
レンタルサーバーには無料のものと有料のものがありますが、無料のものだと広告が入ってしまうことがほとんどですので、有料プランを契約しましょう。細かい費用については各事業者やサイトの規模によってプランが異なるため、自社のHPの状況を把握した上で適切なプラン選択を行ってください。プランの内容にとって、事業者からのサポートを受けられたりするものがあり、サーバーに問題が起きた時などにはとても心強い存在です。
プランのことがわからなければ、制作会社に相談したり事業者に確認してみると良いでしょう。

ドメイン代

ドメインとは、いわゆる“ホームページの住所”です。これについては、ホームページそれぞれが独自のものを取得するのが当たり前の時代になっています。
独自ドメインとは、任意の文字列を指定してドメインを取得し、URLとして公開することができるものです。多くのHPでは、企業名や店舗名、個人名などを取得しています。これは、ホームページの信頼性やSEO対策としても有効である上にコストがそこまでかからないため、取得しておくことを強くお薦めします。

保守・管理費

これは、外部の制作会社や個人に管理を依頼したときにかかる費用です。
自社内で保守・管理をすることは可能ですが、実際には専門的な知識やスキルが必要となるため、習得までに時間がかかったり人手が割かれてしまうことになります。そんな場合には、ウェブサイトの制作会社や個人に依頼することができます。
費用の幅は月額5000円〜20000円まで。その中で対応してくれる作業内容が分かれているため、自社にとって何が必要かを考えて契約しなければなりません。
この費用が払えない(払いたくない)ということは、それだけのことを全て自社や自分で管理しなければならないということです。

更新費

ホームページを運営していく上で、更新はとても大切な作業です。SEO対策としてだけでなく、ホームページを営業や集客のためのツールとするならば、なおさらです。
しかし、「自社のスタッフによる更新ができない」「専門的知識がないため任せたい」とお考えならば、この費用を払って外部業者に依頼するべきです。
更新費用は業者によって様々なので、ここでの明確な金額紹介は控えますが、大体5000円から10000円はみておきましょう。
不要な更新をする必要はありませんが、状況に応じて適切な更新を行うことで、ホームページの価値は上がり、アクセス数アップにもつながります。

SEO対策

せっかくホームページを作っても、検索されなかったり上位表示されなければ世の中に知れ渡ることはありません。SNSでの周知や広告によってアクセス数は上げることができたとしても、キーワードによる検索や新規顧客を獲得するために、SEO対策が欠かせません。
しかし、「何がSEO対策の正解なのか」と聞かれても具体的に答えられる人はあまりいいないでしょう。それだけ、SEO対策は難しい作業なのです。
対策方法も、コンテンツの充実や他のホームページからリンクしてもらう(被リンク)などあげればキリがありません。専門的な知識やスキルも必要であるため、専門業者に依頼することをお薦めします。

ランニングコストを安く抑えるためには

ここまで、一般的にかかる費用についての解説をしてきました。では、これだけのものを全て払い、運営しなければホームページは維持していくことができないのでしょうか。
実は、意外とそうではありません。基本的には必要経費と考えていただくべきではありますが、その中でも
・サーバー代
・独自ドメイン代
この二つについてはある程度費用を抑えても問題はありません。サーバーであれば月額1000円前後、ドメインも場合によっては年額1500〜2000円前後で収まる場合があります。それ以外の保守管理は専門業者に任せると割り切り、その分をしっかり収益獲得でフォローしましょう。

ホームページは管理と維持が全て

ホームページは、管理と維持が何よりも大切です。どんなに素敵な、イケてるホームページを作ったとしても、それがそのまま放置されていてはただの宝の持ち腐れです。
そのホームページを育てる(コンテンツや記事の充実化、情報更新の頻度を上げるなど)ことによって、どんどん大きく成長していきます。最初はなかなか陽の目を見ることがないとしても、いつか花開く時が来るものです。
その時まで、コツコツと諦めずに運営を続けていきましょう。
ホームページの維持管理費は、水道光熱費や電気代と同じレベルであると認識しても良いかもしれませんね。

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